「先輩に話しかけづらい…」
「忙しそうで、
今聞いたら迷惑かも…」
「雰囲気がちょっと怖い…」
初任者なら誰もが
一度は感じるもの。

でも実はこれは、
“悪い関係”だからではなく、
まだ関係ができていないだけ。
私自身、
今は2年目の保育士さん
と一緒にクラス運営を
していますが、
正直なところ
「何に困っているのか」が
分かりにくいこともあります。
だからこそ、
少しでも質問して
くれることで、
先輩としてはぐんと
伝えやすくなります。
目次
困る場面
初任者がつまずきやすいのは、こんな場面です。
| シーン | 初任者の心の声 | 先輩の本音 |
|---|---|---|
| 質問したいけどできない | 「忙しそうで迷惑かも」 | 「聞いてくれた方が安心」 |
| 注意されたとき | 「嫌われたかも…」 | 「困る前に伝えたかっただけ」 |
| 雑談が苦手 | 「何話していいかわからない」 | 「実は世間話も大歓迎」 |
そしてもうひとつ。
最初は
「わからないことが
わからない」状態に

なることもありますよね。
そんなときの工夫は、
自分が
“うわ、この保育素敵!”と
思った瞬間に
「何を大切にされて
いますか?」
と訊くこと。
先輩保育士は
多くの経験から
“ねらい”を持って
保育しています。
その考え方を
聞くことで、
自分の学びが
深まるだけでなく、
少しずつ会話が
増えて
「先輩から自然に
教えてもらえる」
流れにもつながります。
具体的に何をすればいいの?
関係づくりをラクに
するコツは4つ。
- 「1つだけ聞く」
スタイル
「すみません、
今1つだけいいですか?」
→ 話しかけるハードル
をぐっと下げられます。 - メモをもとに質問する
「私は○○と思ったのですが、
△△先生はどう考えますか?」
→ 自分の考えを添えると、
“主体的に考えているな”と伝わります。 - お礼をしっかり伝える
「昨日教えてもらったおかげで
スムーズにできました!」
→ 短い一言が、
次の会話のきっかけ
になります。 - 雑談のきっかけは
共通点から
給食・ペット・趣味など
身近な話題を少し。
「先生も甘いもの
好きですか?」
→ 自然な距離感で
関係を深められます。
とりあえず動く!
今日からできる小さな
アクションはこちら。
- 先輩がしていた保育で
「素敵!」と思った
瞬間をメモする - その場で
「何を大切にされていますか?」
と一言聞いてみる - 関わった先輩の名前を
呼んであいさつする - 「ありがとうございました」を
1回必ず伝える

どれも3秒でできる、
でも大きな一歩です。
おわりに
先輩との関係は、
焦らず少しずつ積み重ねで大丈夫。
- あいさつする
- 質問する
- お礼を伝える
この3つに
「素敵!と思ったときに尋ねる」
を加えるだけで、
信頼は自然に
育っていきます。
気づけば「話しやすいな」
と思える先輩が、
あなたの周りにどんどん
増えているはずです。
これは断言しますが
先輩から吸収するだけで
成長が2、3倍変わります。
ちょっとした勇気をもって
話しかけてみましょう!
(自分にも言い聞かせてる)
