保育士歴8年目の
はーちゃん先生です。
「子どもが話を
聞いてくれない」
「なんだか舐められている
気がする」
そんなふうに感じたことは
ありませんか?

私も保育士2年目の頃、
同じように悩んでいました。
なぜ子どもは話を聞いてくれないのか?
子どもは、思っている以上に
“大人をよく見ている”からです。
言葉だけでなく、
態度・表情・行動までを
敏感に感じ取ります。
例えば…
- 自分は外から帰ってきても
手を洗わないのに
「ちゃんと手を洗おうね」
と伝えても、心には響きません。 - 帽子をかぶらずに
外へ出るのに
「帽子をかぶってね」と
言っても説得力がありません。 - 挨拶をしないのに
「元気にごあいさつしてね」
と言っても、
子どもは納得しません。
特に生活面は、
子どもたちが本当に
よく見ているところ。
子供よりもまずは
自分に矢印を向け、
まず行動を変えることで、
子どもの姿も変わっていきます。

つまり、
保育者自身がモデルに
なるのです。
子どもは何を見ているのか?
子どもは「先生の言葉」ではなく
「先生の生き方」を見ています。
- どんなふうに子どもと
接しているか - 他の先生とどう
関わっているか - 忙しいときに
どう振る舞うか
そして、ときには先生の
口調や態度まで真似します。
「◯◯でしょ!」と子どもが
先生そっくりの言い方を
していませんか?
それは、関わり方を
見直すチャンス!
もしかすると、
そのまま家庭でも保護者に
話しているかもしれません
(やばいどうしよう笑)
信頼を得るためにどうする?
大切なのは、「言葉」よりも
「日常のふるまい」です。
特に意識したいのが
約束を守ること。
たとえば、
子どもに「一緒に遊ぼ!」
と誘われたときに
「ちょっと待ってね」と言いながら、
結局遊べなかった…
そんな経験はありませんか?
大人からすれば小さなことでも、
子どもにとっては
「先生は約束を破った」と
受け取られます。
小さな約束を大切にすることが、
信頼につながります。

そして、こちらが約束を守る姿を
見せてこそ、
「子どもにも約束を
守ってほしい」と
初めて伝えることが
できるのです。
今日からできる一歩
「伝える」より「伝わる」
保育を意識してみましょう。
👉 子どもに求めることは、
まず自分がやってみせる
👉 生活習慣(手洗い・帽子・挨拶)
は特にモデルになる
👉 約束を守ることを意識する
子どもは、私たちの
“ありのまま”をしっかり
見ています。
だからこそ、
「私はどんな保育者でいたいか」
を問い直し、
姿勢で示して
いきたいですね。
