保育士歴8年目の
はーちゃん先生です!
「最近、ちょっと注意が
多すぎるかも……」
そんな風に感じたことは
ありませんか?
特に行事前は、普段なら気に
ならないことまで目について
「なんでこんなことも
できないの?」と
厳しくなってしまうことも
ありますよね。
「できていない」に目を向けすぎると大人も疲れる
園でよくあるルールといえば、
- 絵本を読んだら向きを
そろえて片付ける - 保育室では走らない
- 給食の前に手を洗う
どれも大切ですが、
毎日100%守るのは
正直難しいこと。
できていないたびに
声をかけていると、
大人のほうがくたびれて
しまいます。
一人に注意したと思ったら、
また別の子が同じことをしていて……
その繰り返しに
嫌気がさすことも。
行事前ほど「完璧」を求めてしまう
運動会や発表会の前は、
普段スルーできていた
小さなことが気に
なりやすいものです。
「ちゃんと整えておきたい」
「うまく進めたい」
そんな気持ちが強くなり、
無意識に理想を追い求めて
しまいます。
私も新人のころは、
発表会前に床のホコリや
子どもの姿勢ばかり
気になってイライラ……。

後から振り返ると
「本当に必要な注意だった?」と
反省したことがありました。
「守ってね」より「できたね!」に変えてみる
注意を重ねるより、
ポジティブな声かけに
切り替えるだけで
雰囲気はぐっと
変わります。
- ✕「走らないよ」
- ◯「静かに歩けたね!すごい!」
できていないことを直すより、
できた瞬間に注目する。

すると子どもは
「見てもらえた」
と感じてやる気が育ちます。
そして周りの子どもたちの姿も
変わっていきます。
でも、簡単じゃない!
もちろん現実は
そんなに簡単じゃない!
保育士だって感情的に
なることはあります。

それでも大事なのは
「意識すること」。
保護者に子どもの
頑張りを伝えるように、
日々の中でも
「意欲」や「頑張り」を
探して声にしていく。
それだけでクラスの雰囲気は
少しずつ変わります。
まとめ:「完璧じゃなくていい保育」
完璧を求めることが、
逆に関係をぎくしゃく
させることもあります。
「できたこと」を
見つけて一緒に喜ぶ。

その積み重ねが、
子どもにとっても
保育者にとっても
安心できる毎日を
つくっていきます。
保育者だって褒められたら
嬉しいですよね?
子どもも同じ。
だから、
まずはほんの少しでいい。
子どもの頑張りや
意欲を見つけて、
声にしてあげてください!!
